【税関審の厳格化】エクアドル入国予定の皆様へ(携帯電話の持ち込みについて) 2012年7月2日
~携帯電話の持ちこみは各人使用中のもの1台のみに規制~
2012年7月1日より、国内法の改正にともない携帯電話機の持ち込みに関する規制が強化されました(注1)。国内人(エクアドル人)や外国人、観光や商用を問わず全ての入国者に対して規制は適用され税関審査は厳しくなることが予想されます。
入国に際して、スマートフォンを含む携帯電話機は一人につき一台のみ持ち込みが認められ、二台以上をお持ちの場合には、たとえそれが第三国での利用を目的としたものでも認められず、税関で押収されます。また、持ち込み可能な一台の携帯電話機は使用中(中古)のものに限られ、新品の場合には税関で押収されることになります。さらに郵送による携帯電話機の送付も禁止されており、送付主に返送もしくは押収されることになります。右規制は2014年12月31日まで続けられる予定です。
なお税関申告を正しく行わず悪質とされる場合には、刑法及び関連法に基づき懲役2~3年もしくは罰金2920ドル(最低賃金の10倍)の刑罰に処されます。皆様ご注意ください。
(補足:7月2日現在、右規制の詳則が未だ定められておらず実施されていませんが、エクアドル税関公社(SENAE)は8日以内(7月9日迄)に詳則を定め規制を実施するとしています。)
注1:法規につきましては、エクアドル貿易投資審議会(COMEXI)決議第67条
http://www.mcpec.gob.ec/images/stories/RESOLUCION_N_67.pdf、
及びエクアドル税関公社(SENAE)決議SENAE-DGN-2012-0232-RE
http://www.elcomercio.com/negocios/Resolucion-postergacion-control-ingreso-celulares_ECMFIL20120630_0004.pdfをご参照ください。
在エクアドル日本国大使館
領事班・経済班