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エクアドル国内の火山活動にご注意ください。 2016年6月27日更新


エクアドルでは火山や地震の活動が活発で、火山灰によって周辺地域等の牧畜、農業や住民の健康面などに影響を及ぼすことがあります。また、現在は休火山となっている火山についても今後活動を再開する可能性があり注意が必要です。

(現在活動中の主な火山)
○コトパクシ火山(コトパクシ県)
 首都キト市が所在するピチンチャ県の隣県であるコトパクシ県に所在する火山で、活動が活発化した2015年8月から約10ヶ月間にわたり警戒警報が出されました。2015年には、同火山からの水蒸気や火山灰の噴出によって、一部の地域において家畜、農業、健康面、道路交通等で影響が出ました。現在は同火山の状況は沈静化していますが、今後も動静に注意が必要です。
○トゥングラウア火山(トゥングラウア県)
 火山灰の噴出により周辺地域を中心として牧畜、農業や住民の健康面に影響が出ています。2016年4月7日現在で、同火山の状況は沈静化していますが、今後の動静に注意が必要です。
○レベンタドール火山(ナポ県)
 火山灰や水蒸気を噴出しており、風向きや勢いによっては首都キト市まで火山灰が到達することもあります。2016年4月7日現在で、同火山は活動を継続しています。

エクアドル国内の火山の情報収集等には、外務省海外安全ホームページ(エクアドル:http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=243#ad-image-0)や以下のエクアドル政府系サイト(全てスペイン語)をご利用ください。
 ・国立工科大学地球物理学研究所:http://www.igepn.edu.ec/
 ・危機管理庁:http://www.gestionderiesgos.gob.ec/
 ・治安調整省:http://www.seguridad.gob.ec/
 ・治安調整省(コトパクシ火山):http://www.seguridad.gob.ec/volcancotopaxi/