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リバデネイラ貿易大臣の訪日と日・エクアドル貿易・投資セミナー開催  2014年11月14日掲載


 リバデネイラ貿易大臣は,11月2日~8日,日本を初めて訪問し,中山外務副大臣表敬,山際経済産業副大臣表敬,JICA,JETRO,JBIC幹部,経団連幹部とそれぞれ会合を持ち,エクアドルの経済・貿易・投資政策等について説明したほか,日本との協力について意見交換を行い,日・エクアドル経済関係強化を図った。
 11月6日には,在日エクアドル大使館主催の「経済への挑戦とその機会 エクアドル・日本 二国間の貿易と投資の関係強化」と題するセミナーが開催された(聴衆は日本企業関係者を中心に約150名,外務省から高野外務省参与,高瀬中南米局長が出席。当館から板垣参事官が出席)。同セミナーにおいては,エクアドル側よりモリナ生産・雇用・競争力調整副大臣が「経済構造改革の政策:エクアドルの経済構造の深化と投資国日本のポテンシャル」,マルティネス工業・製造業会議所が「日本市場に向けたエクアドル製造セクターの競争力の挑戦」の発表を行い,リバデネイラ貿易大臣が「エクアドルと日本の二国間関係構築:経済関係強化と日本企業のエクアドルへの投資の促進」と題する発表を行い,エクアドル政府が取っている生産マトリクス強化,貿易や投資促進の措置,日本に輸出可能で有望な産品の紹介の説明が行われた。日本側からは,細野JICA研究所シニア・リサーチ・アドバイザーによる「エクアドルと日本~産業構造の高度化とInclusiveな成長に貢献する経済関係の構築を目指して~」の発表,工藤ラテンアメリカ協会事務局長による「日本の企業ビジョン:エクアドルと日本の未来の関係への挑戦と可能性」と題する発表が行われ,日本の関係者から見たエクアドルの政策や有望な分野についての説明が行われた。
 同セミナーに出席した企業関係者からは,「エクアドル政府,民間の代表から直接,最新のエクアドルの姿や政府の政策などについて聞くことができ有益であった。」との声が聞かれた。