キトにおける日本映画上映会(第2弾)を実施しました
平成28年12月27日


在エクアドル日本大使館は,国際交流基金及びサレシアナ理工大学,Red de Cineclubes de Ecuadorとの共催で,以下の要領にて,日本映画上映会を実施しました。
月日:2016年9月7日(水)~9日(金) ※初日に開会式を行いました。
時間:以下の時間をご参照。
場所:AULA MAGNA FRAY BARTOLOMÉ DE LAS CASAS
UNIVERSIDAD POLITÉCNICA SALESIANA
住所: Isabel La Católica N2352 y Madrid Bloque B
プログラム:
©Genius Party
©Genius Party Beyond
(c)LIGHT UP NIPPON CO, LTD
9月7日(水):
19h00 開会式及び以下の作品の上映。
GALA
LIGHT UP NIPPON (ドキュメンタリー)
9月8日(木):
17h00 ドアチャイム
上海大竜
19h00 BABY BLUE
わんわ
9月9日(金):
17h00 夢みるキカイ
陶人キット
19h00 LIMIT CYCLE
DEATHTIC 4
シノプシス:
<Genius Party>
制約は、ゼロ。
「アニマトリックス」「鉄コン筋クリート」など、数々の名作を生み出しつづけるSTUDIO4℃の下に、日本のアニメーションが誇る天才たちが集結。
プロジェクト名は「Genius Party<ジーニアス・パーティ>」。
世界が認める才能によって、全く新しいパーティ・ムービーがここに誕生した。渡辺信一郎、河森正治ほか気鋭の7人に与えられた制約は、ゼロ。
その【第一弾】は、第57回カンヌ国際映画祭にて、最優秀男優賞に輝いた柳楽優弥、そして本年度のアカデミー賞で話題をさらった菊地凛子らによる注目の豪華キャスト。
2008年2月、米ケネディセンターで行われる「ジャパン・フェスティバル」にて世界に誇る日本文化の代表作として、ワールドプレミア上映!7人の映像作家の個性は、ときに対峙し、ときに共鳴しながらあなたの感性を直撃する。
©Genius Party
©Genius Party Beyond
■GALA
TVアニメ『巌窟王』で独自の美的感覚あふれるビジュアルを創造した異才・前田真宏。神話や古代文明にも造詣の深い彼が、自由なイマジネーションを駆使して描くオリエンタル・ファンタジー、それが『GALA』だ。神々の暮らす地に突如として現れた巨大な物体。その内に秘められた生命の鼓動に感応した者たちは、目覚めを促すために盛大な宴を催す。祝祭の歓びを高らかに謳う神話的な物語を、前田監督は少年コオニの目を通した冒険ファンタジーとして活写。東洋文化独特のきらびやかな色彩美をちりばめながら、スケール感たっぷりのエンタテインメントに仕立て上げた。
■ドアチャイム
~自分以外の“自分”に翻弄される、不条理で不思議な世界~
ある日、いつものとおりに帰宅した高校生の裕。マンションのドアを開けて家に入ろうとすると、母と妹の反応がおかしい。「いま玄関のドアが開いたよね・・・?けど誰もいないよ。」事態が飲み込めないでいる裕が目にしたのは、既に帰宅していた、もう一人の“自分”の姿だった。
自分以外の“自分”に翻弄される裕の行く先は・・・?
■上海大竜
~創造力が未来を救う!?洟垂れヒーローが誕生!~
前世紀後半の上海旧市街、洟垂れ小僧のチンクロは絵を描くのが大好きな幼稚園児。ある日、チンクロが通う幼稚園に突如閃光とともにクレーターが出現。チンクロが拾った謎のスティック型の物体-それは思い描いたものを実体化できる「想念実体化システム」だった。不思議なスティックの力に魅せられる子供たち。だが、彼らの目の前に予想だにしない巨大な敵が姿を現す!
■BABY BLUE
幼馴染みの二人の少し切ない青春ラブストーリー。
初夏、福生のとある高校。2年生の翔は1年生の葉月を「授業を抜けてどこかへ行こう」と誘う。
幼馴染の二人だが、歳月はお互いをどこか変えてしまい、近頃は話すこともなくなっていた。花火を買い込み江ノ島に向かう二人。たった一日だけのほんのささいな冒険。
■わんわ
他の追随を許さない独特の作画スタイルで知られるアニメーター・大平晋也。彼の仕事を見たことのあるアニメファンなら誰もが「この原画マンの作った純度100%の作品が見てみたい!」と思わずにはいられない。その夢が、この『わんわ』で叶えられた。大平監督が自らのイマジネーションを存分に発揮した本作は、幼い男の子が夢の世界で体験する冒険を描いたファンタジー。もちろん、一筋縄ではいかない。子どもの絵をモチーフにしたカラフルな色彩とシンプルなデザインで描かれる「無邪気な悪夢」のビジュアルは、まさに鬼才の仕事。独特の歪みをもった描線、自由自在に変幻するフォルム、その中に鮮烈なリアリティを含んだ動きは、ありきたりなアニメの概念を飛び越えた独創性と驚きに満ちている。
■夢みるキカイ
―温かいお家やママは、からくり仕立ての機械だった―
赤ん坊はひとり、殺伐とした荒野へとはき出される。4本足のバイクに乗って、旅の途中に出会うのは、火の子、小植物、空飛ぶ多羽根、巨大な自然現象の数々・・・。そして歳月を重ねた主人公がたどりついた、旅路の果てに見たものとは・・・。
■陶人キット
巨大な工場に飲み込まれたかのような集合住宅。その一室に暮らすひとりの若い女。彼女は奇妙な機械を使って、人形に“陶虫”と呼ばれる謎の生き物を埋め込み、命を与えていた。
薄暗い部屋に引きこもり、うつろな目で禁じられた遊びに耽り続ける女。そんな日々も長くは続かなかった。
ある日、通報を受けた管理局の捜査官・島田とグラスヘッドたちが部屋に踏み込んできたのだ。彼女はとっさに人形を引っ掴み、部屋の外へと飛び出すが・・・・・・。
稀代の天才クリエイター・田中達之が放つ、底知れぬ深みと妖しい魅力を湛えたストレンジワールド。
■LIMIT CYCLE
闇の中に浮かび上がる仮想現実空間、重層で構成されたデータワールドの都市、まるで何かに囚われているような表情でパソコンに向かう一人の男。仕事を終え街へ出た男は幻想的な蝶を発見し、追いかけているうちに自分と同じ容姿をしたもう一人の男と出会う。
■DEATHTIC 4
地底に広がるもう一つの世界は“生”の存在が許されない。そこに入り込んだ一匹のカエルを主人公のロットが偶然拾ったことで巻き起こったドタバタ劇。ロットは仲間たちと元の世界に戻してあげようと「ウズウズの穴」に向かうのだが…。“キモグロカワイイ”4人組が繰り広げるスラップスティックで心温まるコメディ。