領事関連情報
エクアドル治安情報
在留届
在外選挙
    パスポート
    届出各種
    証明各種
    電子渡航認証システム
(ESTA)【米国】
    子供の親権問題について

 エクアドル滞在情報
 
 
 1.医療機関情報
   
 
1.エクアドルでの医療機関の特徴

エクアドルでは総合病院や小規模クリニック等、数多くの医療機関が存在しています。
旅行者の皆様が体調不良を起こした時に医療機関への一般的なアクセスの仕方は以下の通りです。

(1)総合病院に行き、「救急センター」(Emergencia)まで行く。
(2)受付を済ませ、診察まで待機する。
(3)診察
(4)診察を終え、会計の後、処方箋があれば薬局まで薬を買いに行く。

【医療機関への支払】
病院より治療費支払いの担保としてクレジットカードの提示を求められるため、クレジットカードは必ず携帯する必要があります。また、総合病院の救急センターを利用する場合は、治療費の他に救急扱い料金が上乗せされます。
犯罪被害に遭った外国人滞在者が病院に運ばれた時にクレジットカードを所持していなかったことから手当が遅れ、亡くなるという事件も最近発生しています。

【診察について】
ほとんどの医療機関で診察に先立ち、体温・血圧測定があります。
また、都市の総合病院であれば英語を理解する医師もいますが、基本はスペイン語での会話ですので、旅行の前に病気に関する単語も調べておくことをおすすめします。

【処方箋】
エクアドルでは薬は薬局で購入します。どの薬局でも処方箋を受付けます。日本と違い、薬袋には服用についての情報が記載されることはありませんので、処方箋を保管することが大切です。


2.医療機関(キト市のみ)

Hospital Metropolitano(オスピタル・メトロポリターノ)
所在地:Av.Mariana de Jesus
電話 :
02-226-9030(代表)
02-226-5020(緊急・救急車要請)

Hospital Voz Andes(オスピタル・ボス・アンデス)
所在地:Villalengua Oe2-37
電話 :02-226-2142

どちらもキトの代表的な総合病院であるため、タクシー利用の際は運転手に病院名を告げるだけで連れて行ってもらえます。それぞれの救急センターで診察を依頼します。


  2.エクアドルでの通貨とクレジットカード事情
   
  (1)エクアドルの通貨
エクアドルでの通貨はアメリカ・ドルです。ただし、コインはエクアドルのコインとアメリカのコインが混在しており、どちらも同価値です。

(2)クレジットカード事情
クレジットカードはよく使用されており、ホテル・大手スーパー・ショッピングセンター(フードコート含む)・レストラン等、多くの場所で使用できます。1.の医療機関情報の通り、クレジットカードを所持していないため十分な治療が受けられないこともあり得ます。できる限りカードの持参をおすすめします。
特にDiners Culb・Visa・Master・American Expressは広く普及しています。クレジットカード使用にあたっては身分証明書の提示を求められるので、パスポートの写しを持ち歩くのが便利です。
その一方で現金の両替ができるところはないため、アメリカ・ドル現金とクレジットカードを持参されることをおすすめします。

各種クレジットカード会社連絡先

・Diners Club:02-298-1300
・Visa:02-299-9999
・Master:04-252-2533

(3)ATMの使用
ATMは主要都市はもちろんのこと、小規模な町でも中心部であれば設置されています。外国で現金が引き出せる日本の銀行のキャッシュカードやキャッシング可能なクレジットカード で現金引き出しができます。ただし現金を引き出した直後に強盗に襲われる等の事件が多発していますので、以下につき十分注意してください。
・必ず屋内にあり、更に屋内でも密室状態にならないATMを利用してください。
・ATMの不調で何度も同じ操作をしなくてはならない場合あります。更に不調で引き出しができなくても、操作をした回数だけ口座から引き落とされる場合もあるので要注意です。心当たりがある場合は、口座のある銀行まで問い合わせしてください。
  


 3.エクアドルでの通信事情
   
  (1)公衆電話
市街地には「カビナ」(Cabina)と呼ばれる店舗の中にある公衆電話があります。売店が電話サービスを持っていることもあります。 市内・市外・国際電話ができます。国際電話も可能なため、短期滞在の旅行者が国外に通話する時には便利といえます。

(2)エクアドルのインターネット環境
(a)インターネットが使える場所
街中の「Cabina」や外国人が集まる繁華街及び一部ショッピングセンターに高速インターネットカフェがあります。ただし、日本語環境ではありません。 また、空港や一部のホテル及びレストランでは「Wi-Fi」(無料の無線LANサービス)を持っているところがあります。
(b)インターネットサービスの契約
エクアドルではADSL・光ケーブル・ケーブルテレビ及び衛星通信を使ったインターネットサービスを提供する会社があり、契約できます。
料金はプロバイダ会社や通信速度によりまちまちですが、日本より割高です。

(3)携帯電話
エクアドルで携帯電話サービスを提供する会社は3社あります。電話機を購入し、プリペイドカードまたは料金チャージができる場所で通話料を前払いをして通話するスタイルです。国際通話もできます。
機材は通信会社を問わず約60アメリカ・ドルから(2010年2月現在)で、購入時にパスポートを提示するだけで入手できるので、数か月の滞在でも携帯電話の所持は役に立つといえるでしょう。

(4)日本の携帯電話
日本の携帯電話で海外でも使用できる機種がありますが、エクアドルで使用可能な機種は海外対応の中でも限られるか、携帯会社によってはサービスを行っていないところもあります。渡航前にお持ちの機種がエクアドルで使用できるか否かを確認してください。